奈良公園 興福寺とか。 2023年 夏

 

 

前回の続きです。
奈良まで来たので、奈良公園を散策します。

 

 

 

 

 

 

暑いので日陰に集まるシカ達。

 

 

 

 

 

 

鹿せんべいを持ってないから、シカにシカトされてます。

 

 

 

 

 

 

鹿せんべいを持つとこんな風になります。

 

 

 

 

 

 

猿沢池

一口に奈良公園と言っても、
興福寺東大寺春日大社国立博物館若草山等も含まれる広大な敷地。
この辺り一帯全部ひっくるめて奈良公園になります。

 

 

 

 

 

 

興福寺の境内へ。

興福寺は、藤原鎌足夫人の鏡王女が夫の病気平癒を願い、
669年に山背国山階(現在の京都市山科区)に創建した山階寺(やましなでら)が起源。

その後は藤原京に移り、710年平城京遷都に伴い鎌足の子・藤原不比等によって現在地に移転され「興福寺」と名付けられます。
以降、藤原氏の氏寺として大いに繁栄します。

平城京造営に際し、藤原氏が自ら持ち込んだ寺と言えます。

 

 

 

 

 

 

約120年ぶりの大規模修理が行われる五重塔は、
工事用素屋根を建設する工事が始まっています。

現在の五重塔は1426年の再建。6代目です。
高さ50.1メートルは現存する日本の木造塔としては
東寺五重塔に次ぐ高さ。

 

 

 

 

 

 

興福寺南円堂は「西国三十三所」の第九番札所。

藤原氏の中でも摂関家として力を持った藤原北家
藤原冬嗣が父の内麻呂の追善のために813年に建立。

 

 

 

 

 

 

興福寺伽藍の中心になる中金堂。

藤原不比等による創建以来6回の焼失・再建を繰り返し、
1717年に焼失した後は財政的な問題により再建されず。
その後、100年程経過した1819年に町屋の寄進により規模を縮小した「仮堂」を再建。

しかし仮堂であったため老朽化が進み、2000年(平成12年)に解体。
そして創建1300年となる2010年(平成22年)に中金堂再建工事が着工されます。
8年かけた2018年(平成30年)に再建落慶を迎え、天平の時代の姿で蘇りました。

まだ出来て5年しか経っていないから新築物件のように綺麗です。
これから数百年と立ち続けるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

次は大仏さんの東大寺へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

せんとくんがちょっと懐かしい。



奈良公園 興福寺とか。 2023年 夏 (完)
それではまた。。。