ビルに挟まれて窮屈そうな鳥居と小祠は「八坂神社大政所御旅所」。
ここは、かつて八坂神社の御旅所のあった地です。
豊臣秀吉の都市整備によって、御旅所は現在の四条寺町に移築されました。
八坂神社の御旅所は、祇園祭期間に神輿が鎮座する場所です。
小雨降る日の烏丸通りを南下します。
あちらは因幡堂(いなばどう)。
松原通り側から。こちらが正面です。
「がん封じ」で知られる因幡堂。正式名は「平等寺」。
真言宗智山派 御本尊は薬師如来です。
997年、因幡国司の橘行平が任を終え帰国の途中、
因幡賀留津の海中より薬師仏を引き上げ祀ったのが起源と。
「不治の病の平癒祈願」や霊場めぐりの札所ということもあってもともと参拝者が多いお寺でしたが、最近は猫や鳥、犬など動物が描かれた御守が人気となって、さらに増えています。
烏丸通りから一本西へ入って下って、今西軒のおはぎを買いました。
買い終わってから撮ってます。
行列が無いのは、もう売り切れたから。
開店時間の頃は、向うに見える駐車場の「P」辺りまで行列ができてました。
そして開店30分程で売り切れます。
開店前に並んだ時は25番目くらいで、
「きなこ」が欲しかったけど、順番きた時には「きなこ」と「こしあん」は売り切れてました。
「つぶあん」を買いました。
さらに下ってきて、東本願寺 御影堂門の大きな六角菱灯籠。
御影堂も巨大で、奈良東大寺大仏殿と並び世界最大級の木造建築物とされます。
隅っこで沈丁花がしっとりと芳香を放ってました。
因幡堂とかおはぎとか東本願寺とか 2024年 早春 (完)
それではまた。。。