園部 龍穏寺からの帰りです。
るり渓を経由しました。
標高500メートルの高原に位置するこの辺り一帯は、
「京都府立るり渓自然公園」として国の名勝にも指定されています。
緑に囲まれた園部川の渓流沿い約4kmを散策できるようになってます。
通天湖。
渓谷の上部にある湖です。
近くには温泉宿泊レジャー施設の「るり渓温泉」があります。
亀岡では11月なのにひまわりが咲いてました。
イノシシの石像があるのは「湯の花温泉」。
通りに温泉旅館が並んでいて、冬は丹波地方名物の「ぼたん鍋」が味わえます。
湯の花温泉街を抜けて、
亀岡の紅葉の名所「神蔵寺」へ寄りました。
亀岡の紅葉は京都市街より早いので、
思ってたより境内は色づいてました。
錦秋の趣きがあっていいかんじです。
秋になると盆地の亀岡は毎日のように霧に包まれるのですが、
紅葉が早いのはその霧の影響もあるのかな?
毎朝ミストを浴びてモイスチャーたっぷりだから。
本堂前石段下のこの背の高いモミジは樹齢400年だそうです。
神蔵寺の山号は朝日山 。
最澄が天台宗の行場として開いたと伝わります。
平安時代、一条天皇の正暦年間(990~994年)には仏堂伽藍塔頭を造営し
隆盛をきわめます。
治承四年(1180年)五月、源頼政が以仁王を奉じ平家に敵対して兵を挙げた際、
神蔵寺の僧徒はそれに加勢し、大津三井寺と呼応して馳せ参じます。
しかし頼政は敗れ、神蔵寺は平家に寺領を没収されて堂塔は荒廃します。
嘉禎元年(1235年)には達玄の再興により旧観を復し僧坊は二十八を数える。
のち、天正三年(1573年)に明智光秀の兵火により焼失します。
その後、承応二年(1653年)浄土宗・願西法師が復興、
延宝元年(1673年)亀山藩主・松平忠昭の帰依により
妙心寺の高隠玄厚を招いて中興し、現在の臨済宗となります。
リンドウの花も色を添えてました。
想定外の紅葉に出会えてよかったです。
では、帰ります。
亀岡の夢コスモス園の横を通って、
9号線 を走って帰りました。
老ノ坂トンネルは旧トンネルが歩行者・自転車用に残されているでありがたいです。
亀岡 るり渓とか神蔵寺とか。2023年 秋 (完)
それではまた。。。