ニコンZfcブラックとNIKKOR Z 26mm f/2.8を買ってしまった。2023年 晩夏

 

 

何年ぶりだろうか
久しぶりに新しいカメラを購入しました。レンズも一緒に。
Nikon Zfcブラック & NIKKOR Z 26mm f/2.8 。

「見た目」で決めました。

 

 

 

 

 

 

今まで使ってたのは、APS-Cサイズの一眼レフ機に
単焦点の標準レンズを付けっぱなし。
重くなるので交換レンズは持ち出さない。
というコンパクトなスタイルでした。

それでもレフ機だから、峠越えてのロングライドや、
食材や器具積んで山を上ったりする際に持っていくには重い。

APS-Cでレンズ付けっぱなしだったら一体型でいいかと、
先ず思い浮かんだのは富士フイルムの「X100V」とリコーの「GR IIIx」。

富士の「X100V」は部品調達が追い付かず生産終了となって、
出回ってるのはプレミア価格が付いてその値はどんどん上昇中という異常な状態。

リコーの「GR IIIx」はファインダーが無い。
あのコンパクトさは魅力だけど今回は見送り。

ということで、レンズ交換式のAPS-Cミラーレス機で探すことに。

 

 

 

 

 

 

各社、ファインダー付きコンパクトなカメラ & 薄型レンズの組み合わせで考えると、
キャノンは、レンズは「RF28mm F2.8 STM」というドンピシャのがありました。
しかし本体の「EOS R50」は価格・性能・サイズ・重量面などで考えると一番だけど、
ちょっとおもちゃっぽい。

ソニーは、「α6400」か。サイズや機能的には合うが、
持ってみた感じではいまいち愛着が湧かない予感。
レンズも薄型が無かった。
けど、もしフルサイズ機を購入することがあればα7Cシリーズですね。

富士フイルムは、先の「X100V」と同様に、
ほぼ全機種が部品調達が追い付かないような状態で、
次々と受注停止・生産終了に追い込まれてます。
品薄な状況の中で、買い占めもあるとかで怪しい状態です。
コンパクトでデザインもいいし、一番欲しいタイプが揃ってるのが富士フィルムだったけど、ないものねだりになってしまった。

オリンパスのOM-Dもコンパクトで持ったかんじがしっくりきて魅かれるが、
今回はマイクロフォーサーズは対象外。

ニコンのファインダー付きのエントリー機は「Z 50」。
その「Z 50」と中身が同じで外観を恰好良くしたのが、この「Zfc」です。
最初にも書いたけどその見た目で決めました。

そこそこ明るくて、標準域で、薄型で、と
条件に合ったこのレンズ「NIKKOR Z 26mm f/2.8」の存在も決め手でした。

 

 

 

 

 

Zfcは、標準ズームレンズキットの「Z fc 16-50 VR SLレンズキット」と
単焦点レンズキットの「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」も発売されてます。

単焦点キットレンズの「28mm f/2.8」もコンパクトサイズの分類に入るのかもしれないけど、実際に見たかんじでは大きい、というか「ごつい」印象。
それでちょっと値が張るけど、このレンズ「Z 26mm f/2.8」にしました。
レンズは交換したりあとで買い足したりするつもりはないから、
一発で決めた方が結果安く収まるので。

このレンズは写真のように近接撮影時に前玉が前面に繰り出します。
だからこのままではフィルターが取り付けられない。

 

 

 

 

 

その代わり、専用フードが付属していて
これを付けると前に繰り出す部分を吸収します。
またフードにフィルター枠もあります。

写真はフードと保護フィルターを付けた状態です。

 

 

 

 

 

 

一番前に数ミリ出ている部分はフィルターです。
ここでひとつ問題があって、このフィルター部分が数ミリ出ることによって
付属のかぶせ式レンズキャンプがきちんと奥まで入りません。

 

 

 

 

 

こちらがその付属レンズキャップ。

はまってるように見えてますが、はまりが浅いので少し手が当たったりするだけで外れてしまう。
フィルター外せばきちんとはまります。またフード無しの状態でもはまる仕様になってます。

このフードは、フィルターが取り付けられるようにというのも主な目的だと思うので、フィルター付けるとキャップがきちんとはまらないというのは設計ミスか?

 

 

 

 

 

 

ということで、付属のレンズキャンプはやめて、
ニコン汎用の52mmバネ式レンズキャップを別途購入しました。

せっかくのパンケーキレンズが前へ前へと伸びてきましたが、
とりあえずこの形がデフォルトになりそう。
状況によって薄く軽くしたい時は、フード無しにして持ち出せばいいし。

 

 

 

 

 

 

「Z fc」はシルバーが2021年7月に発売されて、
このブラックは今年2023年3月に追加色として発売されました。
シルバー発売時はかなり人気化したみたい。

ただ、現在の評判をいろいろ見てみると、
意外とネガティブな意見も多い。
否定的な意見は大きく分けて2つが原因してると思います。

ひとつは、中身と外見のギャップから。
中身は入門機の「Z 50 」だから、外見もそこそこチープであれば
ユーザーは初心者がメインになって、機能・性能等でそれほど不満は出ない。
しかし、外見がニコンの歴史を背負ったような本格指向のため、
求めるハードルが高い人たちもユーザーに加わって、どうしても細かな不満点が出てきます。
私の使用形態ではほぼ支障が無いと思います。



 

 

 

もうひとつはデザイン重視のため利便性が犠牲になってること。

ボタンの配置や操作性の不満等がありますが、
一番はやはり「グリップが無い」こと。
オプションで外付けのグリップが販売されてはいます。


 

 

 

 

見た目で買ったのだから、外付けグリップは付けないけど、
「TP Original」というメーカーのレザーカメラケースを買いました。
グリップはないけど多少滑り止めになります。
これで様子を見ます。もちろんカメラ保護にもなるし。

普段は自転車の前のバッグに入れて、
サァッと取り出して、パァッと撮って、サァッとしまって、
走り出すパターンが多い。
だから慌てて絡まったりしてはいけないからストラップは付けません。


 

 

 

 

軽量化対策ということで新しくカメラを買うことにしたのだけど、
スペック上は現在の重さの半分位いになるが、持った感じ結構ずっしりする。
それほど軽量化になってない?

実際、購入前にカメラ屋で実機を持った時に薄々気付いていたんですけどね。
すでに「これ欲しいモード」に入ってて、
「いや、いや、これ結構軽い」とか思おうとしてる自分がいました。


曲は Oasis - ♪ Stand By Me



ニコンZfcブラックとNIKKOR Z 26mm f/2.8を買ってしまった。2023年 晩夏 (完)
それではまた。。。