京北 福徳寺のかすみ桜 2023年 春

 

 

八幡宮社の出逢い桜のあと、南へ進んできて福徳寺。

聖武天皇の勅願により、行基により創建されたと伝わります。
その後、焼失や破却、廃絶など繰り返し近代になって再興されています。
曹洞宗のお寺です。

 

 

 

 

 

お地蔵さんの向こうに大きな紅枝垂れ桜。

 

 

 

 

 

 

境内にあるこの枝垂桜が「かすみ桜」。

 

 

 

 

 

 

江戸時代初期に移植されたという、
推定樹齢400年程の一重のヒガンシダレ。

 

 

 

 

 

 

レンズの収まりきらないので、分割写真みたいになります。

 

 

 

 

 

 

福徳寺のある辺りは「弓削」という地名があり、
「弓削川」も近くに流れています。
この「弓削」というのは、「弓削道鏡」に由来していると言われます。

弓削道鏡」は、女帝・孝謙天皇(称徳天皇)の寵愛を受けて
法王まで上りつめ、挙句には皇位さえもうかがったという人物。

福徳寺の整備に弓削道鏡が関わったとも伝わり「弓削寺」とも称されます。

 

 

 

 

 

 

弓削氏は弓の製作を統率し朝廷に仕えた氏族で、物部氏の傍系とされます。
河内を本拠としており、一般的には、大阪八尾市にあったとされる弓削寺が、
弓削道鏡ゆかりとして知られています。

 

 

 

 

 

 

昨年来た時も咲いてた、前にある菜の花畑。

 

 

京北 福徳寺のかすみ桜 2023年 春 (完)
それではまた。。。