地蔵院 紅葉 2021年 秋

 

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洛西の地蔵院。

地蔵院という名のお寺は多いけど、
こちらは場所的には西芳寺(苔寺)の少し南にある地蔵院。
通称「竹の寺」。


この日の目的地は西山の金蔵寺
その道中を紅葉狩りしながら向かいました。

 

 

 

 

 

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地蔵院の創建は室町時代1368年。
室町幕府管領細川頼之」によって建てられます。
幼少の足利義満に代わり、政務を取り仕切っていた室町幕府重臣です。

地蔵院の実質的な開山は細川頼之が帰依した「碧潭周皎(宗鏡禅師)」ですが、
碧潭周皎は「夢窓疎石」の法を継いだことから
夢窓疎石を勧請開山としています。

 

 

 

 

 

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朝日が射し始めました。

 

地蔵院は一休さんゆかりの寺でもあります。

一休さんといえば「安国寺」。
しかし、一休さんがいた安国寺は、今はありません。
(現在の四条大宮あたりにありました)

もとは宮中にいた母上様は後小松天皇の子を身籠ります。
しかし、他の者の嫉妬によってか、帝の命を狙ってるなど
嫌疑をかけられ宮中を追い出されることに。

そして一休さんをこの近くの民家で生みました。

6歳で安国寺に入るまで、
一休さんは、この地蔵院で育ったとされます。

 

 

 

 

 

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赤くなってるのは前の数本だけで、後ろの方はまだ緑です。
例年、このあと後ろは黄色やオレンジっぽく色づきます。

 

 

 

 

 

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地蔵院 紅葉 2021年 秋 (完)
それではまた。。。