朝ぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに あらはれわたる 瀬々の網代木
※百人一首64番 権中納言定頼
早朝の宇治川に朝霧がかかってました。
久御山の田んぼ一面を隠す霧は雲海のよう。
かつて京都府で最大の面積を持つ淡水湖「巨椋池」があった地です。
明治に入り、干拓され広大な農地になりました。
八幡の流れ橋。
この日は京都南部をサイクリング。
自転車道を南下しきて終点の木津へきました。
西方浄土。
京都・奈良の境、加茂町の当尾の里にある浄瑠璃寺。
平安時代の末法思想と浄土思想を背景に、極楽浄土を具現化した浄土式庭園。
本堂に「九体阿弥陀如来像(国宝)」が安置されています。
少し紅葉の気配が。
帰りは峠を越えてお茶の里・和束へ。
青空の下に広がる緑の茶畑が素晴らしい。
和束は盆地だから、またきつい峠を越えてきて大正池。
色づき始めた紅葉がありました。
木津~宇治田原 2022年 秋 (完)
それではまた。。。