中川八幡宮の紅葉 2021年 秋

 

 

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台杉と紅葉。

前回の高雄のあとは北上して北山杉の里、中川に寄りました。

 

 

 

 

 

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宗蓮寺の前の紅葉。

 

 

 

 

 

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中川は川端康成の小説「古都」の舞台となった
北山杉の磨き丸太の産地です。
今も川沿いに丸太乾燥庫が並びます。

 

 

 

 

 

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中川の鎮守社である中川八幡宮の紅葉を。
右の奥の白いのは山茶花が咲いてます。

 

 

 

 

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中川八幡宮鎌倉時代の頃、鎮守の森として山の神々を祀り、
その後、源家の一族がこの地に定住し、八幡宮社を建立されたと伝わります。

 

 

 

 

 

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境内に立つ、北山杉の母樹といわれる樹齢約600年の御神木。
信じ難いことですが、この木がすべての北山杉のルーツです。

 

北山杉の品種は白杉です。
白杉は花が咲かず、実もならず、スギ花粉は出しません。

北山杉はこの大杉から枝を取って挿し木をして苗木が作られ、山に植林されてきたとのこと。
その枝からさらに挿し木が行われて、これが数百年間繰り返されてきました。

挿し木方法は、交配が行われることなく、親木の遺伝子がそのまま受け継がれているので、白杉のよい遺伝子を持った北山杉を増やしていくには、最もよい方法でした。

今日の北山林業があるのはこの大杉(母樹)のおかげであり、
六百年もの間、風雪や雷にも耐えてきたところから、
地元では御神木として大切に保存されています。

 

 

中川八幡宮の紅葉 2021年 秋(完)
それではまた。。。