前回の続きです。
久多から針畑川沿いを北上して
おにゅう峠を目指します。
この辺りは滋賀県の朽木になります。
針畑川は安曇川の支流です。
水がとにかく綺麗。
大きな柿の木がありました。
実りの秋。
朽木の桑原という地区に来ると
大きな銀杏の木が目に入ります。
朽木の蛭子神社の大銀杏です。
寺社ではこのような大きな銀杏の木をよく見かけますが、
銀杏は水分を多く含む樹木なので火事の時に建物を守る役目がありました。
西本願寺の「水吹き銀杏」や本能寺の「火伏せのイチョウ」など
銀杏の木が火を消したという伝説は全国各地にあります。
えびす神社はここのように蛭子神を祀る神社と
事代主を祀る神社とがあります。
兵庫県の西宮神社のえびす様は蛭児大神で、
大阪の今宮戎神社のえびす様は、事代主大神です。
この大銀杏までくればあと少しです。
朽木に広がるススキの草原の横を走り抜けて
おにゅう峠を目指します。
朽木 蛭子神社の大銀杏とか 2021年 秋 (完)
それではまた。。。