
先週末のダブル台風前です。空梅雨で干上がる木津川。
まぁ、これは西側で左の東側では水が流れています。
向こうに見えるのは「流れ橋」です。

正式名は「上津屋橋(こうずやばし)」。
全長 356.5m、幅員 3.3m。
大雨や台風により、川の水位が上がれば橋けたが流れるという構造をもつことから、「木津川の流れ橋」と呼ばれます。
流されると言っても橋桁と橋脚をワイヤーロープで繋いでいるので、どこかに行ってしまうことはありません。

頑丈な橋を造るよりも、流される構造の方が安くつく流れ橋。
しかし、昨今の異常気象の影響で流されることが多くなりました。
むかしは3~4年に一度のペースで流れていたのが、2011年からは4年連続で流されました。
復旧には3000万~5000万円かかるため、さすがに4年続けて流されると橋の廃止を検討されました。
しかし存続を願う声が全国から寄せられ、2016年に「流れにくい」流れ橋に構造が変更され復旧。
それでも数年ごとに流されてはいます

奥の方、少し見えてるように川は流れています。
上流の方からずっと砂地だから増水する時は一気です。

「流れにくい橋」に構造変更されてからは、コンクリート製の橋脚が増えて見たかんじが近代化っぽくなったので、以前のように時代劇のロケとかにはもう使われていないと思います。
というか、時代劇ドラマがなくなりましたね。
再放送の「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」シリーズではよく映ってます。

木津川河川敷に広がる「浜茶」の覆下茶園と流れ橋。
流れ橋と周辺の茶園は京都府景観資産に登録され、さらに「日本茶800年の歴史散歩~京都・山城」の名称で文化庁の日本遺産に認定されています。
それでも、向こうの高層建造物が増えて景観が壊れていくのは仕方ないのか。
流れ橋が流れるくらい氾濫した時は、この茶畑は水没します。
しかし、木津川の氾濫などによりもたらされた肥沃な沖積砂質土壌が、この木津川沿いを茶業の好適地としていると。
水辺の砂地で作られるお茶は「浜茶」と呼ばれ、抹茶の原料となる「てん茶」を栽培されています。

これは2013年に流れた時に撮った写真。大河になってます。
橋がどこにあったか分からないし、茶畑も水没しています。
まさに暴れ川。

この日は木津加茂町の「紫陽花寺の岩船寺』へ向かいました。
木津川自転車道を走ります。

川沿いロードをひたすら南下してきて、木津の泉大橋に到着。
空梅雨の八幡木津川と流れ橋 2026年 初夏
それではまた。。。