ビワイチ - 近江八幡 2023年 春

 

 

今年のゴールデンウィークは友人と自転車でビワイチを走りました。
守山まで車で行って、琵琶湖大橋より北側を逆時計回りする
北湖一周を一泊二日で周りました。

なので、しばらく京都を離れて滋賀県シリーズが続きます。

 

 

 

 

 

 

守山にあるサイクリスト聖地碑からスタート。
二日かけて周るから、観光も兼ねて寄り道しながら走ります。

 

 

 

 

 

 

近江八幡の琵琶湖に面して祀られている藤ヶ崎龍神
水を司る神 龍神が祀られています。

 

 

 

 

 

 

海みたいな湖。

一旦、琵琶湖沿いを外れて近江八幡市街へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

近江八幡にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)。
古くから近江商人の信仰を集めてきた神社です。

 

 

 

 

 

 

日牟禮八幡宮の背後にある八幡山の上方には
豊臣秀次が築いた八幡山城の城跡があって、
八幡山ロープウェーが運行されています。

山頂からは、琵琶湖、比良山系の眺望が素晴らしく、
展望館からは安土城跡、西の湖、近江八幡市街を望むことができるとのこと。

 

 

 

 

 

 

八幡堀。

八幡山城城下町の都市計画として整備され、
城を防御する軍事的な役割と、当時の物流の要であった
琵琶湖の水運を利用する商業的役割を兼ね備えました。



 

 

 

 

1585年に八幡山城豊臣秀次(秀吉の甥)が築き、
秀次による楽市楽座等の政策は近江商人活躍の原動力となりました。

1590年に秀次が移封され、京極高次が城主となります。
しかしそのわずか5年後の1595年には廃城。

城下町商人としての特権は失われましたが、
船や街道を利用した地の利を活かしてその後も近江商人の町として発展します。



 

 

 

この八幡堀周辺、永原町筋、新町筋、日牟禮八幡宮境内地を加えた
13.1ヘクタールの地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

 

 

 

 

 

 

同じ時代、秀吉は伏見城を築き大規模な治水工事や城下町の整備を行い、
伏見は港町・宿場町・城下町として発展します。
近江八幡はその成り立ちも景観も京都の伏見とよく似てました。


ビワイチ - 近江八幡 2023年 春 (完)
それではまた。。。