吉水 安養寺~知恩院 紅葉 2022年 秋

 

 

前回の続きで、円山公園の裏手。

 

 

 

 

 

 

隠れ家のような山荘風の料亭がいくつかあります。

 

 

 

 

 

吉水の安養寺。

法然上人の吉水草庵跡を慈円僧正が中興したのが安養寺になります。
1380年代に国阿上人によって再興されてから時宗に改宗しています。
山号は「慈円山」。
前回も書きましたが、円山公園の「円山」はこの山号からきています。
今は小さなお寺ですが、明治までは現在の円山公園を含む
広大な敷地で塔頭の六阿弥も建っていました。

 

 

 

 

 

 

階段を上ってきて、本堂横に立派なイチョウの木がありました。


法然上人の吉水草庵にはたくさんの門下が集まりますが、
その中の一人が親鸞聖人。
当時の名は「範宴(はんねん)」。
入門後、法然上人より「綽空」(しゃっくう)の名を与えられています。

 

 

 

 

 

 

上から見下ろした方が紅葉がきれい。


 

 

 

 

安養寺の横から知恩院の境内へ入っていけます。

 

 

 

 

 

 

「承元の法難」により流罪になった法然上人が
赦されて帰京した頃には吉水草庵は荒れ果てていました。
その際に慈円僧正が法然上人に用意した草庵が知恩院の起源になります。
場所は現在の知恩院の勢至堂付近となります。
法然上人の入寂の地でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納骨堂前の池の紅葉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉水 安養寺~知恩院 紅葉 2022年 秋 (完)
それではまた。。。