京見峠~氷室 2022年 秋

 

 

この日は京見峠を上ってみました。
京見峠は市街から近くて、激坂でもないので、
割りと気軽に行ける峠です。

 

 

 

 

 

 

京見峠茶屋。

もう営業はしてませんが、この建物があるだけで、
この旧街道の趣きが良い。

京都市では市民が京都の財産として残したいと思う建物や庭園を
公募し、学識経験者等が審査・選定する「京都を彩る建物と庭園」という制度があります。
その調査の方が来ていろいろ調べられていたので、ここも認定されるかもしれません。
営業再開は無理でも、建物だけでもこのまま残してほしいです。

 

 

 

 

 

 

街道は府道31号線で、周山街道(R162)の抜け道のようになってます。

 

 

 

 

 

氷室別れ。

左へ行けば杉阪方面ですが、今回このまま真っすぐ進んで氷室へ向かいます。
ここから氷室の里へ出るには、さらに城山という峠をひとつ越えます。

 

 

 

 

 

氷室神社。

急激な上り坂、そして急降下の下り坂をすぎて、氷室に着きました。

 

 

 

 

 

 

氷室神社は氷室の里の産土神です。
氷室の里はその名の通り、御所へ納める「氷」の生産・貯蔵の氷室が設置されてた地。


 

 

 

 

 

杉木立に囲まれた参道。

正面にある建物は拝殿で、
あの左側向いに本殿があります。

 

 

 

 

 

 

こちらが本殿。

祭神は、「稲置大山主神(いなぎおおやまぬし)」。
氷の神様です。

 

 

 

 

 

氷室跡へ向かってみます。

 

 

 

 

 

 

氷室のお地蔵さん。

 

 

 

 

 

 

「← 氷室跡」 の案内板にそって細い道に入ります。

 

 

 

 

 

 

奥は田んぼが開けてました。

 

 

 

 

 

向こうに次の案内板が見えます。
あぜを進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

すっかり稲刈りを終えた棚田。

 

 

 

 

 

 

枯れ花はフジバカマかな

 

 

 

 

 

 

「←くだる 氷室跡」。
下っていくと、

 

 

 

 

 

 

「→ 氷室跡」。
右を見ると、

 

 

 

 

 



「氷室跡」の石碑。
上ってみると、

 

 

 

 

 

 

窪んだ所3ヵ所が氷室跡だそうです。

 

 

 

 

 

 

こんなかんじ。
なんか微妙です。窪んでいるといえば窪んでいる。

平安時代はここで御所に納める氷を生産・貯蔵していたのですね。
そして宮中では夏でも氷を利用できたそうです。

 

 

 

 

 

 

ここはもっと分かりづらい。

 

 

 

 

 



3つめ。ここも微妙です。

そもそも平安時代ですから、窪みが残ってる方が不思議ですよね。
誰かが管理・保全してるようでもないし、まったくの野ざらしですし。

 

 

 

 

 

この日も天気が怪しいので、
京見峠へ戻ってきて、帰りました。

 

 

京見峠~氷室 2022年 秋 (完)
それではまた。。。