一昨日に後祭の巡行を無事終えましたが、
後祭は行ってなくて、これは先祭7月17日の山鉾巡行です。
前祭は23基、後祭は11基の山鉾が巡行します。
先頭の長刀鉾に乗るお稚児さん。
「動く美術館」とも称される豪華な山鉾が続きます。
こちら函谷鉾は「くじ取らず」で、順番は5番目と決まってます。
白楽天山の道林禅師。
白い狩衣を着てるが白楽天です。
唐の詩人白楽天が松の樹の上に住む道林禅師を訪ね、
仏法の大意の教えを乞う場面が山に仕立ててあります。
月鉾は、山鉾32基の中でも最も大きく重い鉾。
囃子方や諸道具を乗せた巡行時の重さは11・88トン。
非常にゆっくりと時間をかけて進んでいくので、
休憩したりぶらぶら移動しながら見てました。
鶏鉾。
鶏鉾も10トン近くあるので大変です。
軽量の綾傘鉾。
綾傘鉾では、綾傘棒振り囃子が行われます。
こちらは黒熊(こぐま)をかぶった巡柱。
赤熊(しゃぐま)をかぶり白布で顔を覆っているのは棒振り。
気持ち良さそう。
今年は例年よりは気温が低かったと思います。
最後の三基は放下鉾・岩戸山・船鉾と「くじ取らず」が続きます。
岩戸山は、天照大神が隠れた天の岩戸からきてます。
御神体は天照大神、大屋根の上には伊弉諾尊が立ちます。
しんがりの船鉾がきました。
後祭のしんがりは2014年に復活した大船鉾が巡行します。
悠々と都大路を進んでいきました。
祇園祭り 山鉾巡行 2022年 夏 (完)
それではまた。。。