北野天満宮の飛梅とか御所の黒木の梅とか 2022年 春

 

 

北野天満宮本殿前の紅梅。

「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」

菅原道真公の御心に寄り添い飛翔した各地の「飛梅伝説」の原種とされます。
以前は「紅和魂梅」という名札が付けれられてましたが、
いまは「飛梅」が名前になってるようです。

飛んで行った先の大宰府天満宮にも御神木の「飛梅」がありますが、
そちらは白梅です。

 

 

 

 

 

 

現在の飛梅は江戸時代に接ぎ木されれ、樹齢は推定350年以上とされます。
高齢のためか、タイミングなのか、今年の花の付きはいまいちでした。

 

 

 

 

 

 

新聞に載ってましたが、
この「飛梅」を組織培養で増殖させた同じ遺伝子を持つ苗木があって、
それが今年初めて開花したとのことです。
いつか世代交代するのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

境内でサンシュユも咲いてました。

 

 

 

 

 

 

こちらは御所の黒木の梅。


北野天満宮の紅梅と同じく遅咲きで、いつも同じ頃に咲きます。

 

 

 

 

 

 

「黒木の梅」の名は、単に木が黒いからだそうです。

 

 

 

 

 

 

岡崎神社の前を通ったら、馬酔木がたわわに咲いてました。

 

 

 

 

 

 

岡崎神社の創建は794年。
「鳴くよウグイス、平安京平安京遷都の年です。

桓武天皇の勅願により、都の四方に王城鎮護のために創建されました。
ここは都の東です。

主祭神
「素盞嗚尊(スサノヲノミコト)」と妻の「奇稻田姫命(クシナダヒメノミコト)」、
そして「五男三女神の八柱神」を祀ります。

 

 

 

 

 

岡崎神社は「ウサギの神社」。
あちこちにウサギがあります。狛犬も狛ウサギです。

ウサギは多産で、五男三女神もあって「子授け・安産」、
スサノヲとクシナダヒメから「縁結び」、
王城鎮護から「厄除け」の神社として信仰されています。

 

 

 

 

 

 

 

北野天満宮飛梅とか御所の黒木の梅とか 2022年 春 (完)
それではまた。。。