北の方はいつまでもこんな状態なので、
今回は久しぶりに南部を走ることにしました。
井出町を流れる玉川。
桜の名所でもある玉川は「平成の名水百選」に選ばれています。
玉川は、土手が高くて高い位置に流れている天井川です。
奈良時代の貴族「橘諸兄」が井出に山吹を植えて以来、
井手の山吹は多くの和歌に詠まれてるとのことで、
玉川の堤にこのような和歌が記された歌碑が数多く並んでいます。
峠道を上ってきて大正池。
もともと大正池と二ノ谷池があったのが、
昭和28年8月15日の南山城水害により決壊します。
その後、旧二ノ谷池跡地に再構築して現在の大正池が昭和35年に完成。
南山城水害では、井手、和束、宇治田原など南山城地域で
死者行方不明者が336人という甚大に被害がでました。
現在の大正池の周りはバンガローやキャンプ場が整備され、
「大正池グリーンパーク」となっています。
大正池からさらに上って峠を越えると、
茶源郷 和束の町を見下ろせます。
この高い所にも足元には茶畑があります。
急こう配のつづら折りを下って行きます。
下るということは、帰りは上らなければなりません。
和束は盆地になるので、行きも帰りもきつい峠越えです。
下りてくると、あとは至る所に茶畑が広がります。
抹茶ロール。
井出大正池~和束 2022年 冬 (完)
それではまた。。。