指月橋を渡ってきて西明寺。
本堂。
西明寺は神護寺の別院として平安時代に創建された古刹。
開山は、弘法大師の甥であり弟子である智泉大徳と伝わります。
現在の本堂は、徳川綱吉の母・桂昌院の寄進により再建されたものです。
桂昌院は、今でいう公共事業による景気対策のような意味もあって
数々の寺社を再建したので、その足跡がたくさん残っています。
もちろん、生類憐みの令があるように信心深かったということもあります。
ガイドブック的にはよくこの辺りを「三尾(さんび)」と紹介されてて
高雄(たかお)、槙尾(まきのお)、栂尾(とがのお)と
尾がつく三つに分けられます。
高雄の神護寺、槙尾の西明寺、栂尾の高山寺となります。
けど、実際のところ京都ではこの辺りはすべて高雄と言って、
三尾と聞いても「どこ?」となると思います。
本堂の東側の庭園が少し見えます。
引き返して神護寺へ向かいます。
高雄のバス停から下りてくる階段。
バス停から真っすぐ神護寺へ行く場合は
この階段を下りてきます。
高雄橋を渡ります。
清滝川に映る雪もきれいです。
紅葉の時も載せた、もみじ家さんのもみじ橋。
今回は雪景です。
石段を上って神護寺へ。
高雄 西明寺 雪 2022年 冬 (完)
それではまた。。。